2019年7月14日日曜日

削り馬の改良 その4

昨日(7/13)から、みの木工工房FUKUBEで、
 GWW協会 FUKUBE倶楽部(自主練習会)の活動があり
削り馬の改良が話題となりましたので
改良全体とその理由を書いてみました。

以前紹介した脚踏み台を2段にしたものです

オリジナルのままですと
踏み込むときに足位置を内側にする必要があるので
真っ直ぐに踏み込めるように
延長バーが取り付けてあるのですが
同時に踏み込みをしないと
片側が上がってしまうために
ボルト止めしてあります


ここで問題が発生
  1.   ワークショップでクリックボールを使うのですが
      このときに材を固定する台が必要

  2.   脚の届かない子供さんが削り馬に乗ると
      削り馬が不安定になってしまう

で私が採用した改善策は



削り馬の後ろに、枠を取り付けて
一番上に切込みを入れて材を固定する台

左右に足を延ばして左右に振られないように支柱

支柱位置がずれないように横棒を入れております


ここまで クリックボールで穴をあけると

台として使っている削り馬が動いてしまいます。
削り馬の脚がただ広げているのが原因で


脚が畳み込まれないように胴体と足をクランプで固定
下のクランプは台として使う枠の固定

他の改良として2点



材を固定する平板をつけています。
これがないと 枝を抑え込むときにクランプがやりにくくなります。

もう一点がクリックボールのドリルビットに入れてある木になります
これは穴の深さ調整のスペーサーになります。

本家のグリーンウッドワークでは、ドリルビットにマスキングテープで
深さ位置をわかるようにしてあるのですが
子供たちは、穴あけが楽しいのでしょう  
どんどん開けてしまい
深さ位置が当初の倍になることも珍しくありません。

で物理的にスペーサーを入れて穴の深さが一定になるように

この仕様で黒姫高原のクラフトに行ってきます。
















1 件のコメント:

pooh78h さんのコメント...

情報ありがとうございます。
どれくらい固定されるか試してみようと思います。
それよりドリルビットの穴の深さ調整のスペーサーが、おって言う感じでした。
これがあれば、穴を深く掘ることが無くなっていいですよね。